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日本酒のイメージ

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日本酒が流行ってない。ノッケからこんなことを書いてしまいますが、お酒=日本酒であった筈の日本酒がアルコールの中でも全く流行ってません。
何でだろうと自分なりに考えてみました。

日本酒を飲んでいる人のイメージ

大地真央さんが2007年にインテリアデザイナーの森田恭通氏と再婚しました。そのとき、お相手の森田恭通氏が大のシャンパン好きで、朝からシャンパンを飲むと言う「朝シャン」という言葉が流行しました。年間2000本ものシャンパンを飲むと言う森田恭通氏。なんだか成功者、ブルジョアというイメージが付きまといますね。でもしかし、これが日本酒だったらどうかと考えてみてください。
今度のお相手は、大の日本酒好きで朝から日本酒飲んでるらしいよ。1年に4合瓶2000本空けるんだって!
朝からシャンパンは何となく憧れの眼差しで見ちゃいますが、日本酒を朝からかと言われると、生活がやや破綻しているように感じてしまうのは何故でしょう。
朝からシャンパンを飲む贅沢!と謳っているサイトはありますが、朝から日本酒を勧めるサイトはありません。
日本酒だって高級なお酒は沢山あるんですが、年がら年中飲んでると聞くと何故か安酒を思い浮かべてしまうんですよね。

日本酒は美容に良いはずなのに・・・

日本酒は美肌効果が高いと思います。専門家ではないので細かい理論は置いといても、特に日本酒好きな女性で美肌(美白)な人は沢山います。
しかし、美容に良いはずなんですが、あまり女性で日本酒が好き!と公言する人は思った程いません。それは何故でしょう。
1つには、美容には良くてもお米で出来てるから太ると思うから。
2つ目には、男女平等という世の中になってきてもやはり「酒飲むねぇ~」と女性で酒呑み呼ばわりはされたくないから。その結果、オシャレなイメージがあったり度数の穏やかなアルコールしか飲まない。
3つめに、冷やといえばコップ酒、熱燗といえば手酌(お酌)といった酒呑みのイメージがあるから。
ワイン並みに美容の点でアピールできる要素を持っているお酒なのに、全くそれが活かされてないのが日本酒の現状のように思います。

やっぱり広告がまずいんでは?

立山酒造のような斬新なCMや


福井県勝山市の一本義久保本店のCMのように、若手俳優を起用した日本酒の飲み方の提案CMなどありますが、基本的に日本酒のCMというと「和服」「鍋」「大漁」・・・に収まってしまいます。角ハイボールが成功した一因として小雪のCMが挙げられると思います。もしかしたらどこか知らないバーに行ったら、小雪のような素敵なママさんがハイボールを作ってくれるかもというドキドキワクワク感もあって流行ったようにも思います。
日本酒の典型的CM像からは、
「和服」 → 高級なお店 → あまり縁がない
「鍋」 → 熱燗 → 苦手
「大漁」 → 新鮮な魚食べたい! → でも港までいくのはなぁ
となってしまいます。普段日常の食中酒として日本酒はこんなに合うんだよ!というのをイマドキの女性タレントにCMしてもらうとまた変わってくるかもしれません。
サントリーモルツがビールと越前カニが合う!とイチローを起用してCMしてましたが、個人的には絶対に日本酒の方が合うと思います。日本酒好きとしては、季節の味覚、その土地の名物に日本酒が合うんだ!というアピールをもっともっとしていって貰いたいと思うわけです。

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