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晴天時のドローン撮影はNDフィルターを使おう

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NDフィルター

NDフィルターのNDとはNeutral Densityの略で、中立な濃度という意味です。カメラのレンズ用のサングラスみたいなもの。減光フィルターなどとも呼ばれます。写真はPGYTECH社製のMavic 2 Pro用のNDフィルターセットです。いまドローンにND32というNDフィルターをつけているため写真にはもともとMavic 2 Proについていたレンズカバーが代わりに入っています。

4枚セットでND8、ND16、ND32、ND64と2の3乗、4乗、5乗、6乗の数がついていますね。これは光の量を逆数分にすることができるということ。つまり、それぞれ1/8, 1/16, 1/32, 1/64という感じにすることができます。カメラの絞りやシャッタースピードの点でいうとこれは乗数段数分絞ったもしくは遅くした効果と同じということになります。

光の量 絞り シャッタースピード
ND8 1/8 3段絞る 3段遅い
ND16 1/16 4段絞る 4段遅い
ND32 1/32 5段絞る 5段遅い
ND64 1/64 6段絞る 6段遅い

なぜ光の量を減らす必要があるかと言いますと、明るい中で遅いシャッタースピードを使いたい場合や開放に近い絞りを使いたいことがあるからです。適正露出を実現するには、ISO感度とシャッタースピードと絞りの3つの要素の組み合わせで決めます。晴天のときに露出オートで撮影すると適正露出を実現するにはISO感度を100として被写界深度つまり絞りをF11まで目一杯絞り、それでも追いつかない場合にはシャッタースピードを1/1000などにして調整します。

Mavic 2 Proの仕様は
ISO感度 動画:100 ~ 6400
絞り F2.8 ~ F11
シャッタースピード 8 ~1/8000

シャッタースピードはFPSの倍分の1

滑らかな動画を撮るためには、動画撮影時のFPSの倍分の1程度のシャッタースピードで撮るのが良いと言われています。つまり30FPSで撮影する場合、1/60程度のシャッタースピードで撮影するのが良いということになります。

FPSとはFlame Per Secondの略で、1秒間あたりの静止画の数(コマ数)です。シャッタースピードが速くなると、動画なのにパラパラチカチカした動画になってしまい、程よく滑らかな感じにするためにはFPSの倍分の1程度が良いようです。

NDフィルターを使わないと適正露出を実現するのにシャッタースピードが1/1000だとすると4段遅いシャッタースピードを実現するにはND16のフィルターを使えば良いということになります。

僕もまだNDフィルターを使い始めたばかりなので試行錯誤の部分も多いです。NDフィルターの付け替えは思ったより面倒で、付け替えたたびにキャリブレーションをした方が良いと思いますので、飛ばす前に適切なNDフィルターを選ぶ方法を研究しているところです。

またNDフィルターの中にはPLフィルター(昨日のブログで触れた偏光)の機能を持ち合わせたものもあります。PL機能が付加されているNDフィルターの方が山の稜線が鮮明にとれるのだろうかなど興味は尽きません。この辺りは今後の課題ですね。

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