先日の冠山登山でドローンは強風に注意ということがわかりました。そこで早速風力計を購入。2,000円程度のデジタル風力計はいろいろ出てて、これって結局同じところが作ってるんではなかろうか、、、と思うほど外見が似たものがチラホラあります。結局OTrakiという中国の会社のデジタル風力計を買いました。会社の住所は広東省深セン市のようです。人口を調べたら1400万人を超えていて世界第15位、東京より多いのですね。
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大人の手にすっぽり収まるサイズで重さも52gと山登りでもっていくにも軽量で助かります。ネックストラップも付いてます。機能も十分で、
- 風速をmph, ft/min, Km/h, m/s, Knotsの5種類で表示可能
- ビューフォート風力階級をバーグラフで表示
- 摂氏/華氏で気温を表示
- LCDバックライト機能つき
- オートパワーオフ機能(14分後)
- 測定モード3種類 現在風速、最大風速、平均風速
です。Wind Chill Displayというのがどういう機能なのか不明です。風の温度が摂氏0度以下になると「Wind Chill」と表示されるようです。
台風10号到来、竜巻注意報も出ているので本当は外で測った方がよいのでしょうが、とりあえずは目の前にある扇風機で測ってみました。
日立の「うちわ風」という扇風機。先日、買ったばかりです。そよそよと心地よい風を感じることができます。果たして「うちわ風」はどの程度の風力なのでしょうか。
扇風機の真前で測ると1.1m/sで風力1と出ました。
では、今度は最大の強さで測ってみましょう。
こちらは4.6m/sで風力4と出ましたね。
先日の冠山山頂ではこれより強い風が吹いていました。明らかに風力5以上で、ホバリングも安定せず、緊急帰還警告が出されたのも納得です。
風力計を持っているからドローンが安全に飛ばせるかと言われるとそうではありません。山の上では突風もありますし、刻々と風の強さや向きも変わります。しかし、現在の風の強さ、もしくは風の強さの平均を数字として把握することができますので、経験を積んでいけばドローンを飛ばすチャンスをうかがうには良いかもしれません。
あと、Yahoo!天気の気象情報の中に地表および地上1,000mの風の予測情報も提供されていることを知りました。地形によって風の強さは変わりますが、ドローン飛ばすためには事前に知っておきたい情報ですね。
Yahoo!天気・災害>風予測
今度、ドローン撮影する際は風力計も持っていこうと思います。