京都にはいろいろ美味しいお菓子がありますが、「松風」というお菓子も独特の味わいのあるお菓子です。
「松風」の起源は諸説あるようですが、今回訪れた亀屋陸奥の「松風」の紹介には以下のように書かれています。
元亀元年の秋、織田信長が石山本願寺を手に入れようとしましたが、本願寺十一代法主顕如上人はこれをこばまれて、以後、十一年に及ぶ戦いが続きました。
その折りに、当家三代目大塚治右衛門春近の創製した菓子が、本願寺を護る門信徒の貴重な糧食となり、後に顕如上人より「松風」の銘を賜りました。
ここが今回「松風」を買い求めた亀屋陸奥、西本願寺の門前堀川七条上ルにあります。
御正忌のお日中法要後ということもあり、大勢のお客さんで賑わっていました。
最初、ご進物用の箱入りの「松風」を買おうと思ったのですが、自宅用と告げるとお店のおばちゃんが、こっちにしたほうがいいと勧めていただいたのがコレ
「松風」徳用袋です。箱入り16枚が1,050円で、こちら徳用袋は700円です。
「松風」はこんなお菓子です。思った以上にねっちりした生地で、噛めば噛むほど「じわっ」と味が染出てくる感じがたまりません。戦国時代から引き継がれて来た滋味満点のお菓子、一度たべたら癖になります。
亀屋陸奥
075-371-1447
京都市下京区西中筋通七条上ル菱屋町153
営業時間 午前8:30~午後5:00
定休日 毎週水曜日
http://kameyamutsu.jp/main.html