日本酒、ワイン、ウィスキー、ビールなど世の中色々なお酒がありますが、どれも好きです。しかし、日本酒ってすごいなぁって思うんですよね。
その1 日本酒はあらゆる温度帯で楽しめる
日本酒は、ほかのお酒と違い、お湯や水で薄めることなく、そのままを色々な温度帯で楽しめます。また、ちょっとした温度の違いで全く雰囲気の異なる味、風合いになります。もちろん銘柄によって温度帯の得手不得手はありますが、しかし、日本酒という括りではあらゆる温度帯で楽しめる希有なお酒です。
温度 | 名称 | |
---|---|---|
55℃ | 飛び切り燗(とびきりかん) | 燗 |
50℃ | 熱燗(あつかん) | |
45℃ | 上燗(じょうかん) | |
40℃ | ぬる燗(ぬる燗) | |
35℃ | 人肌燗(ひとはだかん) | |
30℃ | 日向燗(ひなたかん) | |
この間が常温と呼ばれる温度帯 | 常温 | |
15℃ | 涼冷え(すずひえ) | 冷や |
10℃ | 花冷え(はなひえ) | |
5℃ | 雪冷え(ゆきひえ) |
その2 日本酒は季節感がある
日本酒の世界に入り込むまでは知らなかったのですが、日本酒には季節感があります。それは、ちょうど今頃は新酒の季節で、いろいろな蔵元から「あらばしり」「しぼりたて」など色々と呼び方はありますが、新酒が出て来ております。また秋風吹く季節になりますと「ひやおろし」という秋の季節酒があります。
ひやおろしとは、春先にしぼられた新酒に火入れ(加熱処理)を行い、夏の間ひんやりした酒蔵の中で貯蔵・熟成し、秋を迎えて蔵の中と外の温度が同じになる頃から冬にかけて瓶詰め出荷するお酒のことを言います。
つまり、一年を通して楽しめるお酒もあれば、「新酒」や「ひやおろし」など季節感のあるお酒もあるのが日本酒です。
その3 日本酒はいろんな食べ物に合う
食事と一緒に楽しむとなると、多くのお酒は相性の問題が出てきます。ワインは幅広く料理に合うと思いますが、料理の素材や調理法によって赤ワインや白ワイン、ブドウ品種の相性が出てきます。それに比べると、日本酒は大抵の料理と合わせることができると思います。(ビール程ではないかな? ^ ^;;)
少々乱暴な意見かも知れませんが、日本酒ってすごいなぁって思ってしまうんですよね。こんなことを考えながら、今日は源平酒造の「辛口本醸造 茜」を飲みました。 ^ ^;;
源平酒造
http://www.genpeishuzo.co.jp/syouhin/index.html