ATEM mini proを使ってYoutubeライブ配信をしました。ATEM mini proをBuffalo社製の無線LAN中継機に接続して配信しました。配信はATEM mini proからのダイレクト配信です。
いくつかの時間帯で配信したのですが、なぜか午前10時開始の配信の時は、直前にキャッシュが溜まったりしてトラブルに見舞われました。実際の配信時にもYoutube Studioには様々なエラーメッセージが表示され、やー、参りましたよホント。無線LANを使用している箇所もあるためですが、今度はすべて有線LANでしてみようと思います。さて、記憶を辿りながらどんなエラーメッセージが出ていたかを思い出し、今後の対策にもあてたいと思います。
「動画の出力が低すぎます youtube が受信している動画が少ないため滑らかなストリーミングを維持できません。視聴者側でバッファが発生します。 」
かと思えば、「データを送りすぎです」のようなエラーも見ました。慌てていたのでうろ覚えなのですが、接続が不安定なことも含め、データが届かないと思ったら繋がったと思ったらバッファーをすべて送ろうとするから単位時間あたりに送りすぎ!と怒られたのだろうと思います。
「推奨のビットレートを超えています」と表示されたこともありました。他の時には見ないエラー表示がてんこ盛りで次々表示されたので、びっくりしたわけです。
Youtubeのライブ配信はビットレートの上限が事実上ないそうです。だから目一杯送ってやろうとしたのが逆に裏目に出たようですね。当然ですが、リソースはバランスよく使うのが良いわけですね。
考慮するポイント
- 自分が使っている回線の速度
- 配信する動画の解像度や音声品質
- 視聴者の一般的環境・解像度
1は安定性が一番重要だと思います。ライブ配信では回線の上り速度が重要ですが、ひとまず10Mbpsあれば十分かなと思っています。この点に関しては今後詳しく計算していこうと思います。
2は1にも関する話しですが、Youtubeでは大体1080か720での視聴が多いです。1080や720は解像度の縦の数字で、具体的には
- 1920x1080のフルHD
- 1280x720のHD
かと言うことです。音声品質はCDの音質が16bitの44.1kHzなので、現時点ではそれ以上なら問題ないのではないかと言う程度の認識でいます。この点も今後詳しく調べていこうと思います。
3はパソコン・スマホなど視聴環境の差もありますが、どのような回線でどのような解像度で視聴するかです。Youtubeを視聴していると自動で1080HDで視聴していることもあれば720になっていることもあります。時々の回線速度の違いもあるのかもしれませんが、どう言う基準で1080HDになったり720になったりするのしょうね。ともかくYoutubeでは1080HDが現時点での最高画質だと思います。
以上から、いかに低いビットレートで高画質・高音質で配信できるかがライブ配信の肝だと思います。具体的に必要な上り回線速度の問題も含め、コレから色々と調べていこうと思います。